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【速報】第3回将棋電王戦 第5局 屋敷伸之 九段 vs ponanza 昼食休憩まで

「忍者屋敷」「ボートレース大好きおじさん」「やしもん」こと屋敷伸之 九段 vs 「電王」「ポナ本」ことponanzaの対局を昼食休憩までの書き起こしと感想を速報で

場所:将棋会館
解説:佐藤康光九段 ・深浦康市九段
聞き手:矢内理絵子女流五段
観戦記:大崎善生さん(作家)
ゲスト:女優の高梨凜さん
スペシャルゲスト:渡辺明二冠。
レポーター:藤田綾女流
評価値:GPS将棋
将棋に詳しくない私が、電王戦を書き起こし。昼食休憩までの速報



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以下敬称略

対局前

藤田「一家に一台電王手くんほしいですね」
開発者山本一成さんは和服姿。かっこいいですね。
深浦「電王手くんは緊張していませんね。どっしりとしている」
電王手くんがカメラの都合で上座に座る。
屋敷九段はスーツで登場。商談に向かう営業みたいですね。


本日の勝者はどっち?アンケート
1.ponanza  35.7 % 
2.屋敷九段 64.3 %

対局開始

定刻通り10時開始
屋敷九段と電王手くんのお辞儀で始まります。

初手、屋敷九段は▲26歩。「屋敷さんにしては珍しい手」、2手目ponanza△84歩。3手目▲25歩、4手目△85歩で相がかり模様。
。しかしここから両者角道を開け、横歩取りへ。第三局、豊島七段対YSSと同じですね。
深浦「ポナンザさんは決まった差し手がない」
先手が横歩を取った手に対して、後手ponanzaは角をあげる。最新の形。

ponanza、YSSのように△62玉と上がるか
深浦「佐藤さんなら△62玉」
ponanzaは△62玉と上がる。
深浦「鳥肌たちました。来年佐藤さんはPC側で出場ですね。」

それに対して屋敷九段は▲64歩。
佐藤「許さんという手」「屋敷さんはかなり研究してきた感じ」
佐藤「超急戦?早く終わっちゃくかも」
運営は真っ青。

GPS将棋の評価値は0~250でかなり揺れ動く。

矢内「ソフトを使ったことはありますか?こっそりと」
佐藤「ある。参考になる」
深浦「何回か。若手ほどは使っていない」


立会人の田丸九段の登場
田丸「屋敷九段の表情は少し固かった」
「去年の三浦八段(当時)は名人挑戦の可能性があった。挑戦するなら代わりに屋敷さんが出る予定だったみたい」
すごい事をさらっと言いましたね(笑)

田丸「羽生さんが7冠とった年(1996年)に、コンピュータに棋士が負ける日が来るのかというアンケートを取りました。羽生さんは2015年、森内さんは2010年にくる。屋敷九段は棋士に負ける日は来る。ただしトップ棋士は負けない。谷川九段は引退するまでない。と答えた」「コンピュータが強い事を認めて、ガチンコで」


4月8日の名人戦前夜祭にて
文部科学副大臣「コンピュータ相手に一勝したんですか。すごいですね!」会場に微妙な空気が流れる。田丸先生いろいろぶっちゃけまくりですね(笑)

矢内「去年の三浦対GPSでの解説で私が屋敷さんに来年どうですかと?と聞くと出たい」とのこと

次の一手アンケートの候補手を考えているうちに屋敷九段は端歩をついてしまう。解説陣は動揺。

開発者山本一成さんは気力は強くない開発者もかなりいる中で、かなり強いと紹介。東大将棋部。眠そうなところをカメラで抜かれてしまう。なんかかわいそう。

ここで佐藤九段は休憩
深浦「屋敷さんはハンカチを握ると指しますね

矢内「屋敷うちわほしいです」
深浦「兄弟子(森下九段)のほしいです」
矢内「森下先生との対局で使うのですか?」
さすが、矢内さん。アイドルのうちわが似合いそうな矢内さんでした。

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屋敷うちわでご機嫌な矢内さん

古作登 氏(大阪産業大学アミューズメント産業研究所主任研究員)と藤田女流が登場。古作氏は元3段リーグの方。普段は、遊戯の研究をされているそう。昔はよくソフトと将棋を指していた。切られ役だったとのこと。(ponanzaの印象について)、昔序盤は弱かった。開発者の強さと情熱が能力に結びついている。コンピュータの強いところは心がないところと、疲れないところ。去年の船江ツツカナ戦で強く感じた。(評価値が1000点くらい入れ替わった)横歩取りが怖いという感覚がコンピュータにはない。
屋敷九段の結婚式の司会をしたそう。
3段リーグの時古作さんは深浦先生に1000円のお弁当をおごったそう。いいひと。
トークがうまい方でした。


飛車交換になりそうな展開


深浦先生「山本さんは新婚。」
新婚の矢内さん「へー」

矢内「ライバルはだれですか?」
深浦「募集中」

深浦「中村六段にニュースウェブ見ましたとメールしました」

女流は昼食持参で、女流棋士室で食べることが多いようです。対戦相手とあえて世間話する矢内さん怖いです。

昼食休憩

12時 屋敷九段の手番で昼食休憩に入る
評価値:先手屋敷-119  後手ponanza119

矢内さんは安定してました。さすがです。
午後は両者のせまい飛車の働きに注目ですね。
開始数手は先手が評価値的にも人間の感覚的にもよかったのでしょうか?ただ、昼食休憩入るときには互角といった感じでしょうか。

また対局終了したら書き起こします。
以上

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